スタイリストの毛利です。
今月は、よくお客様から市販のカラー剤とサロンのとの違いをきかれるので
カラー剤について書きます。
まずヘアカラー剤は大きく分けて
・「医薬部外品の永久染毛剤」
・「化粧品の半永久染毛剤」 に分類できます。
永久染毛剤とは、ジアミンという酸化染料などが配合されみなさんがよく使う普通の
カラー剤です。
それに対して半永久染毛剤とは、「ヘアマニキュア」や「へアカラートリートメント」
のことです
この2つは脱色力をもたず毛髪表面に吸着して発色します。
ヘアマニキュアの染料は酸性染料が主体になっています。
カラートリートメントの染料は、塩基性染料をメインにHC染料も組みあわされています。
つまりヘアカラー剤の染料の種類は
・酸化染料(一般的なカラー剤)
・酸性染料(ヘアマニキュア)
・塩基性染料(ヘアカラートリートメント)
・HC染料 (ヘアカラートリートメント・ヘアマニキュア)
などがあります。
市販のものもたくさんの色味がでていますが、素人さんでもその色に染まるように
オキシや染料が入っているので、サロンでするように髪の状態や退色に
あわせて薬剤を作るわけではないので、傷みやすいです。
傷みが気になる方や、ハリ・コシの欲しい方は酸性カラーや塩基性カラーがオススメですが、
酸化染料のカラーと比べると色持ちはあまり良くはありません。
これだけみると悪いようですが、色味も綺麗でポイントカラーやツヤ感は
すごく良いですよ。
こんな感じです☆